西麻布 News
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2017年2月、KREI及びco-lab西麻布がミッション完了のためクローズします。

co-lab西麻布及びコクヨデザインセンターが併設されているKREI OPEN SOURCE STUDIOは、事業主であるコクヨ株式会社の新規プロジェクトの立ち上げに伴い、立地などの条件から本施設をクローズすることに至りました。

KREIは、設立当時、まだ新しい働き方であったコワーキングムーブメント初期段階の実験スペースとしてつくられましたが、この場があったことでコワーキングという働き方が社会に浸透していく一役を担えたのではないかと思います。

実験的なプロジェクトとしてのKREIは、これにより役割を終えますが、21世紀の日本の新しい働き方を作るというミッションを果たし、その一つの布石となれたことに意義を感じています。

そもそも、co-lab西麻布及びコクヨデザインセンターが併設されているKREI OPEN SOURCE STUDIOは、2010年、現・コクヨ株式会社社長の黒田英邦氏とco-labとの御縁で始まりました。

当時コクヨファニチャー株式会社の専務取締役であった黒田氏は、早くからco-labを新しい働き方の一例として興味を持ってくださっていましたが、ぜひ一緒に何かやろうとお声掛けいただいたことから、このプロジェクトがスタートします。

そしてKREIは、コクヨグループのインハウスデザイナーとco-labのインディペンデントクリエイターが同居することで、刺激を受け合い、共同で開発する機能も併せ持つ、共創型コワーキングスペースの先駆けとして2010年に設立されました。それはコクヨグループとしても新しい働き方への挑戦であり、今までつながることのなかった新しいネットワークが築かれていくきっかけとなっていきます。

天高5メートルという贅沢な空間を楽しめる地下の秘密基地的な共用スペースでは、元co-labメンバーの世界的なプレゼンテーションコミュニティーTEDxTokyoの準備室やソーシャルデザインメディアgreenzのワークショップ、多様性を重んじ先端的なこども教育を行うCANVASのワークショップ等ほか、教育系映像コンテンツのスタジオ収録場所として使われたり、先端的な音楽や映画、フードイベントなど、知的好奇心をくすぐる機会を与えてくれました。オープン・クロースド問わず様々なイベントや勉強会が開かれ、多種多様なクリエイターの出入りする現代のサロン的な場所であったと言えます。

地下の壁面本棚には、六本木の森美術館館長・南條氏の個人所蔵本が2000冊ほど展示され、自由に閲覧でき、その本棚一部に埋め込みされたミニギャラリーにはMATERIAL GARDENという素材と加工の新しい使い方を提案する展示スペースがあり、クリエイターにとって非常に創造性を刺激される環境です。

日本の新しい働き方を作るというミッションで始まったKREIは、これまで多くの実験と創造を繰り返してきました。そして、その過程から見えてきた「共創」という次のキーワードへ展開し、新しい形で実践する試みとして2016年にWORK SHOP KITCHENという新プロジェクトが発表されました。

この次なるプロジェクトは、今後もコクヨ株式会社とco-labの共同企画として開催することを検討しています。これをKREIで培ったDNAとして、今後も本質的なイノベーションへの挑戦とし、次の発展につなげていきたいと思います。

春蒔プロジェクト株式会社/co-lab企画運営代表 田中陽明

コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部
ものづくり本部 革新センター センター長 木下 洋二郎

Posted by co-lab Staff | 10:10 | Trackback (0)

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