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博報堂の仕掛人が語る、ソーシャル・ブランディングの極意

9月2日、co-lab千駄ヶ谷メンバーである株式会社エナジーラボさんとco-labの共催で、第一回ビジネスクリエイトワークショップを開催いたしました。

まずは、co-lab代表の田中より最初に本会「ビジネスクリエイトワークショップ」の趣旨を説明。

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「これまではco-labメンバー内でのコラボレーションを生み出してきましたが、これからはメンバー内に留まらず、新たに外部とのコラボレーションも創出していきたいと考えています。特別講師による講演やグループシェアリング、交流会などを通して “カジュアルに話せる場でありながらも、その場限りで終わらない” 本気の対話と交流を目的として定期的に開催していきますので、どうぞよろしくお願いいたします」

とのこと。今回は一体どのようなコラボレーションが生まれるのでしょうか?

記念すべき第1回目である今回の特別講師は、小林洋志氏(株式会社 博報堂テーマビジネスユニット ライジング・イースト・プロジェクト推進室室長)。これまでに、日産Be-1のライセンス管理や東京ミレナリオの企画開発、totoくじの商品開発など様々なお仕事をされてきた方です。

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近年では、地域の価値を創り出すエリアマネジメントのお仕事が主だそうで、その代表的なお仕事が、あの東京スカイツリーを核とした「Rising East project」です。

東京スカイツリーといえば、サーチライトを使って疑似タワーを体験するイベントや、名称の公募・投票の様子が、よく新聞やニュースなどで話題になっていました。疑似タワーの体験イベント(=すみだ光タワープロジェクト)は元々地元の市民団体の方々の発案によるものだそうで、ネーミングの全国投票といい「みんなで一緒に育てていく」スタイルで、東京スカイツリーというコンテンツがどんどん盛り上がっていきます。
専用のPR誌の発行や、CG・映像の貸し出しを行うなど独自の収益構造を作り上げたり、墨田エリアの地域ブランドや若手アーティストを起用したりすることで、行政である墨田区と事業主である東武鉄道の間をつなぎつつ、これまでの博報堂さんのノウハウを生かした仕組みづくりによって、東京スカイツリーは開業に向かいました。

このように、コンテンツそのものだけを大きく売り出すのではなく、関係者が一体となって盛り上がる仕掛けを作ることで、社会的な流れに持っていく。そして社会的な認知が高まることで、地域自体がコミュニケーションを増幅する、社会的な装置となる(小林氏は、これを「コンテンツとして自走する」と表現されていました)。
それが地域の価値を形成・共有するためのエリア・マネジメントの新手法、また広い意味でのソーシャル・ブランディングに繋がるのだそうです。

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一通りお話を伺ったあとは、エナジーラボの代表取締役である松岡氏がファシリテーターとなり、「ビジネスにおけるクリエイティブとは?」というテーマで、小さなグループに分かれて話し合いました。
話し合うといっても、内容はクリエイティブに関することだけに留まらず、実際にいま事業を進めるなかで起こっている困りごとや、クライアントさんとの関係など話が多方面に広がりつつ、会は和やかに進行していきました。

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エナジーラボの桜井氏をはじめ、グループの中から一人ずつ代表者が選ばれ、会の中で話し合ったことを共有しました。
中でもdiscot(ディスコ)の紺谷氏は、いま抱えていらっしゃる案件の中で感じる課題をグループの中でシェアされていて、その発表を聞かれた小林氏が「それいいですね。僕も関わりたいです!」と、興味津々のご様子。ここから、新たなコラボレーションが生まれたりして…。

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話の中で出たキーワードを付箋にして集めていったのですが、名言が多く記されていました。なかでも印象的だったのが「ないところから仕事を生み出すってすごい」。小林氏のお話を聞いていると、物や人をつなげるタイミングや発想、そして思いついたときにそれを実行できるリソースの豊富さにただただ感心するばかり。これはただ一組織に属しているというより、同氏が普段から個人としても、「これは」と思う人やモノに積極的に関わっていってらっしゃるからかなと、個人的には感じました。

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終了後には懇親会を行いました。みなさんお酒を片手に和気藹々と、互いの仕事について語り合ったり、会の中での話の続きをされていたりしました。

co-lab千駄ヶ谷メンバー同士であっても、普段はそこまで深い話をする機会はなかなかないようで、今回のワークショップを通してみなさん同じ悩みを抱えていることが分かったり、互いにアドバイスされていたりして、カジュアルでありつつも濃い時間を過ごせたのではないかなと思います。小林氏、松岡氏、そして参加してくださったメンバーの皆さま、貴重なお時間をどうもありがとうございました。

[コミュニティ・ファシリテーター:井上]

Posted by co-lab Staff | 12:03 | Trackback (0)
Keywords: Report, Workshop, イベント, ビジネス, 千駄ヶ谷, 地域

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