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「ピープルデザイン研究所」|「性別・国籍・年齢・身体・意識」どんな人にも共感・共存・寛容できる街へ推進する為の新しい組織

co-labのメンバーやOBも多く関わり、今、活動の幅を広げている「NPO法人 ピープルデザイン研究所」についてご紹介します。

「ピープルデザイン研究所」は、「性別・国籍・年齢・身体・意識」のバリアを取りはらい、どんな人にも共感・共存・寛容できる街へ推進する為の新しい組織です。「混ざり合うのがあたり前な社会をつくる」をミッションに、渋谷をフィールドに活動しています。

1985年、アメリカのロナルド・メイスが、デザインの対象を障害者に限定した「バリアフリー」に代わり、「できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、建物、空間をデザインすること」として「ユニバーサル・デザイン」という概念を唱えました。これは「すべての人が人生のある時点で何らかの障害をもつ」ということを発想の起点としています。

しかし、こうしたバリアフリー製品やユニバーサルデザイン製品は、「不自由な人のために」というニュアンスがどうしても払拭できず、ファッション性を犠牲にする場合が多くありました。そこで、ピープルデザイン研究所では、次の3つのうち2つ以上満たすものを「ピープルデザイン」と定義しました。

1)ファッション・インテリアデザインとして洗練されている
2)ハンディを補う機能や、社会の課題を解決する要素がある
3)第三者への配慮・共存・共生への気づきがある

機能性を追求するだけでなく、「おしゃれ」「カワイイ」とポジティブな印象で受け入れられ、そしてなおかつ社会の課題を解決する要素がある。
このような考え方や活動を、シブヤという文化発信の中心地で考え、実際に発信していこうというのが、ピープルデザイン研究所の活動です。

理事は、須藤シンジさん(有限会社フジヤマストア代表取締役・有限会社ネクスタイドヴォリューション代表取締役)、松岡一久さん(株式会社エナジーラボ代表取締役)・広瀬郁さん(株式会社トーンアンドマター代表取締役)。
松岡さんは現・co-lab千駄ヶ谷 メンバーで、広瀬さんもかつてco-labを拠点に活動していました。
その他、長谷部健さん(NPO法人 green bird代表・渋谷区議会議員)や、左京泰明さん(シブヤ大学学長)もオブザーバーとして、参加しています。

実際の活動としては、次のようなことに取り組んでいます。
 
●ピープルデザインカフェ●
フューチャーセンターという手法を使った対話の場で、様々な年代・立場の人が集まり、”シブヤの未来”について、毎回テーマを変えながら「カフェで話をするように」、立場をこえて対話を進めていきます。

これまでのテーマは「公園・緑のあるまち」「魅力的なストリートのあるまち」「外国人にとってフレンドリーなまち」「障がい者・高齢者と共に暮らすまち」「水道水が気軽に飲めるまち」など。9/7には、「asobi基地」の小笠原さんのコラボレーションし、子ども達と一緒に歩き、街づくりを考える「こども先生と行く!表参道」という企画が行われました。

当日は、ゲストトークやフィールドワークでインスピレーションを得たあと、グループにわかれ、それぞれのテーマにそって意見を出し合います。メンバーチェンジをしながらブレーンストーミングを行い、最後にはそれらをひとつのプロジェクトにまとめ、グループごとに発表!中にはすぐにでも取りかかれそうなプロジェクトのアイデアも飛び出し、とても刺激的な3時間が過ごせます。

シブヤで働く方、シブヤで遊ぶ方、シブヤのミライに少しでも関心のある方は、ぜひ一度参加してみていただければと思います!

●コミュニケーションチャーム●

このカード、何だと思いますか?
これは「コミュニケーション・チャーム」という、妊婦さんが持つ「おなかに赤ちゃんがいます」というマークをヒントに開発されたものです。

マタニティマークは、周囲からのサポートを促すものですが、コミュニケーション・チャームは「困ったら私に話しかけて下さい!」と、”持っている人自身が周囲をサポートする”気持ちを表すアイコンになっており、街で困った人はこれを持っている人に話しかける、というムーブメントを目指しています。
カードには、困った時に良く使う6つのアイコンが表示されていて、言葉が通じない外国人でも、指さしでコミュニケーションできるようになっています。

チャームに使われているゴムひもは、服飾資材メーカーのSHINDOの協力で廃棄処分予定だったものを再利用し、デザインはアーティスト/クリエイターのshowgenz氏によるもの。カラビナも付属しているので、腰からぶら下げたり、バッグのチャームとして使用したり、様々なアレンジで着用できます。また、チャームの製作作業やパッケージング作業は、全て、渋谷区内の福祉作業所で行われており、障害者の方々の仕事の創出と工賃アップに協力しています。

これが広がれば、街は過ごしやすく、より魅力的になるかもしれません。

この他にも魅力的な企画が進行中で、これからの展開がとても楽しみな活動です。また、デザインや企画コーデイネートに関わるco-labメンバーが少しずつ増えており、今後はそういった情報を含め、活動情報を発信していきたいと思っています。

Facebookでは、日々の活動情報をチェックできるようになっています。
ぜひご覧ください!

ピープルデザイン研究所 Facebook:https://www.facebook.com/peopledesign.shibuya

Posted by co-lab Staff | 17:06 | Trackback (0)
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