渋谷アトリエ News
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今年6月、co-lab渋谷アトリエが移転のため閉鎖します

2012年1月、co-lab渋谷アトリエは、2017年5月開業予定のco-lab渋谷キャストの準備室としてスタートしました。開業から5年目の今年、いよいよco-lab渋谷キャストのオープンが確定し、正式に移転することとなりました。

そもそも、このプロジェクトの始まりは、2011-2012年にかけて行われた東京都の「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)宮下町アパート跡地事業」コンペティションに、東京急行電鉄株式会社を代表企業とする応募グループの一員としてco-labも協働して応募し、提案が採択されたことからはじまります。

この建物では、クリエイター向けにも対応した住宅やシェアオフィスを併設し、クリエイティブコンテンツ企業やファッション企業をターゲットにクリエイターの新たな活動拠点を作るということがテーマになっています。そして、このビルでのクリエイティブ産業等を活性化させる取り組みの原動力となるように、質の高いクリエイターネットワークを期待されたco-labがビルコンテンツの一部としてレイアウトされることになりました。決定当時からオープンまではまだ5年ありましたが、準備期間からその土壌を作っておこうということで、準備室のco-lab渋谷アトリエが誕生したのです。

co-lab渋谷アトリエが誕生した2012年は、日本におけるデジタルファブリケーションの黎明期でした。当時からその中心的な人々と共同して、co-labでデジタルファブリケーション工房「co-factory」を運営できたことで、東京でのそういった動きを活発化させる一端を担えたのではないかと思います。

開業と共に、co-factoryの運営を担当してもらうことでFab Lab Shibuyaが立ち上がり、3Dプリンターやレーザーカッターなど当時の先端ツールで様々な試作を行える恵まれた環境と機会が用意でき、この分野の先端をいく多くの方々に集まってもらうことができました。

ここで、Rinkakで業界に衝撃を与えた株式会社カブクやスマホケースShibafulでブレイクした株式会社Agリミテッドなどメイカーズムーブメントのスターがスタートアップし、数々のデジタルファブリケーションビジネスが生まれました。日本に新しいものづくりが受け入れられていくようなプロダクトやサービス、ファブスペースが生まれ、社会的に拡散されていったことに、プラットフォームとして意義を感じています。

co-labが受託し、co-lab渋谷アトリエで活動していたプロジェクトとしては、コクヨ株式会社のアクティブラーニングチェア(キャンパスアップシリーズ)の製品開発、横浜市文化観光局との市内クリエイティブリソース活用による製品開発(TEXi)などがあり、デザイニト伊東祥次氏やクルツ島村卓実氏など、プロダクトデザインの先端を行くメンバーの多大な協力を得て、プロジェクトも場もさらに活性化されていきました。

移転先のco-lab渋谷キャストでは、co-lab渋谷アトリエで醸成されたコミュニティやネットワークを引き継ぎつつ、さらにクリエイターの新しい活躍の場を広げられるよう企業支援や知財管理などのサポートにも注力した、「新しい仕事を生み出す」場所を作っていきたいと思っています。

co-lab渋谷アトリエは、2017年6月末で移転のため閉鎖となり、移転先のco-lab渋谷キャストは2017年5月1日開業予定です。渋谷アトリエはあとわずかの期間となりましたが、渋谷エリアでは稀有な作業環境の面白い場所ですので、ぜひ移転前に一度遊びにいらしてください。

co-lab企画運営代表 田中陽明

※co-lab渋谷アトリエは、2017年6月末で移転のため閉鎖となりますが、2017年6月末迄は短期での新規入会も可能です。その場合、記載の契約内容と異なる場合が御座いますので、予め受付までお問い合わせ下さい。

Posted by co-lab Staff | 15:27 | Trackback (0)

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