プレゼン会|業界・拠点を超えて交わり、深まる交流

先日、co-lab代官山第2回目のプレゼン会を開催しました。今回ケータリングをお願いしたのは、料理家のフルタヨウコさん。ひとつひとつ丁寧につくられた和食のメニューが並び、メンバーの皆さんも秋らしい味わいを楽しんでいらっしゃいました。

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プレゼン会とは
、メンバー間でのコラボレーションが起こるきっかけ作りや交流のために定期的に行う会です。
メンバーの方に10分ほどのプレゼンを行ってもらい、各会員のお仕事を知る機会でもあります。
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最初のプレゼンターは、代官山スタジオさんです。撮影スタジオとしての1986年の創立時から現在に至る沿革と、co-lab代官山に居を構える企画制作室での業務内容をお話しくださいました。

企画制作室では、スチールや動画の撮影からレタッチまでをワンストップで行っていらっしゃいます。ご紹介くださった事例の中から、モデルの方の肌がみるみるきれいになっていく4K高画質動画のレタッチ映像は、こちらからもご覧頂けます。↓↓↓

続いて2番目は、山下貴成建築設計事務所の山下さんです。日本の現代建築を代表する設計事務所SANAAから今年独立されたばかりの山下さんは、事務所勤務時代に担当された京都の集合住宅と、ルーヴル・ランスについて、スタディの変遷などを交えてお話しくださいました。現在は、山梨の保育園の設計に取り組んでいらっしゃるとのこと。柔らかい曲線の大きな薄い屋根が架かる、気持ちのよさそうな建物です。完成が楽しみですね。

3番目のプレゼンターは、GIFTのアートディレクター、小野大作さんです。グラフィック、エディトリアル、CI・ロゴ、web、パッケージ、ムービー等々、多岐にわたるデザインの作例を、発想のきっかけにも触れつつご紹介くださいました。メディアで目にするような企業や商品なども多く、広告の領域を中心にご活躍されている一方、インディペンデントなバンドのジャケットも手がけられるなど、お仕事の幅の広さが窺えるプレゼンでした。

続く4番目は、co-lab渋谷アトリエメンバーのヒトバデザインさんによるプレゼンです。co-labクリエイターとの交流から積極的にコラボレーションを行っていきたいというご希望をいただき、今回は拠点を超えて、代官山のプレゼン会に参加してくださいました。クリエイティブなオフィスデザインを専門とされているヒトバデザインさんは、社内のコミュニケーションや業務の効率化などを、ユニークなデザインを通じて解決されています。ご紹介いただいた事例には、車線や交通標識を配したオフィスや、土俵をしつらえたオフィスもありました!今後のメンバーさんとのコラボレーションに期待です。

最後のプレゼンターは、ラースデザイン建築設計事務所の岩本さんです。プレゼン前半は、個人住宅や一棟ビルのリノベーション、ご自邸の設計など、これまで手がけた作品をご紹介いただきました。そして後半は「水辺をこよなく愛する建築家」である岩本さんが精力的に活動されている「ミズベリング」プロジェクトと、その最新情報についてお話くださいました。今年8月には「みんなの経済新聞」ネットワークとの連携で「みんなの水辺新聞」がローンチし、全国の水辺に関わるニュースやイベントが伝えられています。また「日本の水辺をオープンに」というスローガンのもと、水辺の魅力づくりを推進する「水辺総研」も近頃設立されたとのこと。水辺をめぐるソーシャルアクションが、ますます盛り上がりをみせています!

プレゼン後も歓談は続き、メンバーさん同士、交流を深めていらっしゃいました。次回のプレゼン会もどうぞお楽しみに。

〔コミュニティファシリテーター:橋場〕

 

 

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