Profile
市川博久
アクセンチュア株式会社
ITアウトソーシング マネイジング・ディレクター兼、
コーポレートシチズンシップ推進室
若者の就業力強化チーム責任者
略歴:
1974年生まれ、愛知県出身 南山大学文学部英文学科卒業
1997年入社以来、大手企業の基幹系システム導入プロジェクトを中心に、技術基盤構築、運用業務の設計導入コンサルティングに従事
2007年には新規事業となるインフラストラクチャ・アウトソーシング部門を設立
2010年からは同社が全世界で取り組むCSR活動「コーポレイト・シチズンシップ」の中核テーマ「Skills to Succeed」の「若者の就業力強化チーム」責任者に立候補
2012年公益財団法人日本ユースリーダー協会より、若者力大賞『ユースワーカ支援賞(団体部門)』を企業として初めて受賞
活動内容:
現在、日本では若年層(15歳?24歳)の失業率が全体と比べて2倍程度となっており、これが大きな社会問題となっています。日本の多くの産業はコモディティ化が進んでおり、企業はその中で競争力を維持するため、生産性の向上やオフショアの活用を余儀なくされています。結果として、設立5年未満のベンチャー企業が毎年40万人の雇用を生み出している一方で、設立5年以上の日本企業が毎年60万人の雇用を減らしているという現実があります。
これからの社会の担い手である若者が安定した仕事に就けないことはマーケットの縮小につながり、ひいては我々のビジネスにも多大なる影響をおよぼしていくことになります。これを阻止し、若者が希望を抱けるような健全な社会にするためには、若者に対する支援を実施し雇用ミスマッチを解消する「就労支援」、起業家を支援し雇用そのものを創出していく「若者起業家支援」という両面のアプローチを行うと共に、新たなイノベーションによる就労機会を創出していく必要があります。
我々はこれらを企業人としてのミッションと考え、「若者の就業力強化チーム」として日々取り組んでいます。就労支援、起業家支援は短期的に解決できるものではありません。これからも一時的な支援活動に留まることなく、継続的かつスケールが広がるような仕組み作りを目指していきたいと考えています。
受賞歴:
2012 若者力大賞『ユースワーカ支援賞(団体部門)』(公益財団法人日本ユースリーダー
協会)
メディア掲載:
毎日新聞、神奈川新聞、東北復興新聞、オルタナS
講師/講演歴:
2012 横浜国立大学 大学教育総合センター
2012 東洋大学 グローバルキャリア教育センター
2012 成城大学 共通教育研究センター
2012 越境リーダーシップカンファレンス