03.18
Mon
co-lab EVENT
202X URBAN VISIONARY vol.10
世紀の東京大改造の進行を背景に、それらの全体像や個々の開発事業を横断した共有と共創の場として、都市開発に関わるデベロッパーとクリエイターにより2019年から始まった車座のトー クシリーズ「202X URBAN VISIONARY」。10回目となる今回は「東京・TOKYO | 都市における産業生態系の行方」をテーマに、昨年に引き続き、東京都心部を面で捉えたクリエイティブの祭典である『TOKYO CREATIVE SALON 2024』との共催で開催します。
パノラマティクス齋藤氏より、都市開発における先導的なマスタープラン不足の現状についての課題が投げ込まれた初回の議論以降、vol.2「都市開発におけるコンセプトを俯瞰する」、vol.3 「都市開発事業と運営・エリアマネジメント」、vol.4「コロナ禍を受けた都市の変容」、vol.5「『都市東京の価値の再定義』~before & after~」、vol.6「TOD | 都市と移動のこれから」、vol.7「次の東京のあるべき姿」、vol.8「都市開発のREAL・DIGITAL・VIRTUAL」、vol.9「東京・TOKYOの消費と生産とUV的都市計画」と様々なテーマで開催してきました。
本回も、齋藤精一氏(パノラマティクス主宰)、豊田啓介氏(東京大学 生産技術研究所 特任教授、建築家、noiz/gluon)、後藤太一氏(リージョンワークス合同会社 代表社員)、初参加となる出口敦氏(東京大学副学長・新領域創成科学研究科教授)のほか、開発事業者である東急、三井不動産、三菱地所、森ビルと共に、横断的なアクションに繋げられるようなトークセッションを目指します。
Urban Visionaryでは、新型コロナウイルスによって社会が変化してからも、オンラインを活用しながら、都市に関する様々なテーマで議論が続けられてきました。そんな中、働き方や価値観の変化、DX化も含めた企業や経済状況の変化などを受けてもなお、東京のまちは開発が続いています。今後も続くことが予定されているこれらの開発によって、東京のまちはどの様な価値観を提供すべきでしょうか?VUCAという言葉が様々なシーンで使われる今、都市開発やまちづくりを点で捉えるのではなく、それらが連携しながらも、それぞれ歴史や文脈のある場所だからこそのテーマや機能などを、もう一度再定義する必要があると考えます。
10回目となる今回は、東京という都市の産業生態系に関して思考を巡らせます。
コロナ禍以降、人々の生活様式が大きく変化し、それは産業にも大きな影響を与えました。例えば、今まで出社が義務付けられていた会社のテレワーク導入により、会社ではなく自宅で仕事をするようになったり、自宅でも会社でもない別の場所で仕事を行う人も増えました。また、会社の本社機能を都心部から移転する動きも出てきています。
そして、これまではまちに決まったセクターの会社を誘致することや不動産価格などによって産業の生態系が生み出されてきましたが、上記のような変化が起こっている今、これまでのような動向とは違う流れが生まれてくると考えます。 また、近代の都市化によって職住分離が進められてきましたが、これからは、近代以前とは違った新しい職住近接のあり方が生まれてくるのではないでしょうか?
クリエイティビティからの視点や「消費と生産」の観点などから、エリアとしての連携性や連動性、各エリアで取り組まれている集積や、場所の歴史や文脈・不動産環境における分散性などをエリアごとに考えるとともに、”オール東京”で見た時の「ミクロなまちの話」と「マクロな東京の話」を横断しながら、これからの東京全体や各エリアの在り方について、都市の産業のあり方とこれからの人々の生活様式の変化に目を向け、皆さんで議論を深めていけたらと思います。
【開催概要】
・名称:202X URBAN VISIONARY vol.10
・日時:2024年03月18日(月)開場18:30/開演19:00/終了21:00
・場所:渋谷キャスト G階 SPACE(多目的スペース)/東京都渋谷区渋谷1-23-21
・参加費:無料 ※お申し込みには、無料のPeatixアカウント作成が必要です
・参加方法:Peatixイベントページよりお申し込み下さい
【登壇者】
・齋藤精一 :パノラマティクス主宰
・豊田啓介 :東京大学 生産技術研究所 特任教授、建築家、noiz/gluon
・後藤太一 :リージョンワークス合同会社 代表社員
・出口敦:東京大学副学長・新領域創成科学研究科教授
・山口堪太郎:東急株式会社 デジタルプラットフォーム デジタル戦略グループ
・佐々木誠:三井不動産株式会社 S&E総合研究所 上席主任研究員
・雛元昌一郎:三菱地所株式会社 コマーシャル不動産戦略企画部 ユニットリーダー
・中裕樹:森ビル株式会社 タウンマネジメント事業部 運営部 麻布台ヒルズ運営グループ チームリーダー、全国エリアマネジメントネットワーク 幹事、認定NPO法人グリーンバード 監事
※登壇者の詳細プロフィールはイベントページにてご確認ください。
【質問募集】
当日登壇者に回答・議論してもらいたい質問を、申込み時Peatixイベントページにて募集し、当日の議論に活用させていただきます。ご投稿希望の方は、お申し込み時のフォームより送信お願いいたします。
【制作】
主催:202X URBAN VISIONARY 実行委員会(企画主体:パノラマティクス、 春蒔プロジェクト株式会社)
共催:東京クリエイティブサロン実行委員会
特別協力:渋谷キャスト
【お問い合わせ先】
202X URBAN VISIONARY 実行委員会 事務局
→Peatixイベントページより、主催者宛にお問い合わせください。
【アーカイブ】
このトークシリーズは、テーマを変えながら今後も複数回の開催を予定しています。
公式ウェブサイト内より、これまでの開催レポートなどにもぜひお目通しください。
【来場者の皆様へのお願い】
・場内では、主催者による写真撮影が行われる予定です。会場内のお客さまが映り込む場合があります。それらは、イベント終了後に主催者によるテレビ/新聞/雑誌/WEBなどに露出/掲載される場合がありますので、予めご了承ください。
・会場内においては、飲食物の提供はございません。