INTERVIEW
【ビジネス・テクノロジー・カルチャー】の三つの切り口で|NEWMAN Inc. 多湖俊一郎さん
2024年6月にNEWMAN Inc.を立ち上げた多湖俊一郎(タゴ シュンイチロウ)さん。
多彩な経歴をお持ちの多湖さんに、今回はお話を伺いました。
学生の頃はガジェット好きだったと語る多湖さん。
そうしたガジェットを自分で開発したいという想いで、新卒はFUJIFILMへ入社しチェキ(instax)のグローバル商品企画/マーケティングを担当。その後 グーグル合同会社にてYoutubeを用いたブランディングや先進クリエイティブの事例創出に従事。
そんな日々の仕事の中でも「ものづくり」への湧き上がる想いは収まらず、中小企業さんと共に製品を開発し、Tokyo Business Design Awardに応募・受賞された事も。
その後デザインをより深く学ぶためにNYのパーソンズ美術大学へ留学。
これまでのプロダクトデザインへの憧れから更に進み、コミュニティや都市、ランドスケープをデザインの対象として考えている方々のと出逢いにより、視野が広がったと語る多湖さん。
自分にとってのクリエイティブはプロダクトだけでなく「それらを包含した総合的なデザインとして捉えれる方々との仕事」という発見があったそうです。
これまでのビジネスの経験とデザインへの興味を一つのパッケージにするとどうなるのか。
世の中に出ていない技術はまだまだ多く、そこにクリエイティブパワーを注入する事で見せ方を考えれるのでは。
放っておくと消えてしまうカルチャーもある中で、それをどう維持・拡大させれるか。
これらをテーマとし、ソーシャルクリエイティブを行う会社としてNEWMAN Inc.を創立。
また現在、NYにあるNewlabの東京誘致のサポートも行なっているとの事。
Newlabは造船場の跡地をリノベーションした工業的イノベーションの拠点。
ハードウェアのスタートアップは開発と資金調達の面でハードルが高くなっている。その研究開発と実証実験が可能なフイールドを提供し、ものづくりベンチャーに掛かるリスクを下げていく事を行なっている施設になります。
「ビジネス」「テクノロジー」「カルチャー」の三つの切り口で活動をされている多湖さんのお話は非常に興味深く、他のメンバー方の質疑応答も大変盛り上がりました。貴重なお話をしてくださり、ありがとうございました!
〈関連ページ〉
NEWMAN Inc. 公式HP
NEWMAN Inc. クリエイターズリスト
(co-lab代官山 コミュニティファシリテーター 野崎)