クリエイティブを通して、自分らしくいていいと思える世の中を作りたい|plana inc.

今回お話しをお伺いしたのは、今年8月にco-lab渋谷キャストへ入会されたplana inc.の大島有貴(オオシマ ユキ)さんです。

planaに込めた想い

会社名のplana(プラナ)という言葉はラテン語で「フラットな」という意味。これまで自分に自信がもてないという人をたくさん見てきた大島さん。そう思う人がいない世の中にしていきたい、みんなが“自分らしくいていいと思える「フラットな」世の中”にしたい。そんな想いを込めてplana inc.をスタートしました。

planaのメンバーは現在3名。文京区湯島に約92㎡の撮影スタジオ(MSPG studio)を構え、クリエイティブを通してplanaに込めた想いを発信している。

メンバーの紹介

それではここで、planaのメンバーをご紹介していきましょう。

1人目は、代表を務める大島有貴さん。現在、2児の母。東京農業大学在学中に多様性の面白さを学び、卒業後はフレンチレストラン、ワインソムリエ、個人営業、法人営業と多種多様な経験を経て、2018年にplanaの前身であるMSPG studioに入社。言葉で想いを伝えるのが苦手なクリエイターが多いことに気がつき、代弁者として想いを伝えるため、広報やオウンドメディアのライティング活動を始める。

(左)PLEMIUM Ghana|パッケージヒストリーのライティング(右)PUPLAUS(生分解性樹脂のサステナブル素材商品)|コンセプト冊子の作成・web内文章・オウンドメディアでのライティング

2人目は、フォトグラファーの櫻井充(サクライ ミツル)さん。大島さんとは公私共にパートナー。以前は株式会社アマナに所属しており、撮影、レタッチ技術を習得。2012年に独立後、MSPG studioを構え、多くの大手メーカーの広告やパッケージ撮影に携わる。その他にも、鉄をテーマにした写真作品を手掛け、2019年から独自個展を開催。所属ギャラリーからアートフェア東京2022に出展するなどアーティストとしても活動を深めている。

(左)SAPPORO黒ラベル(中央)フランクミュラー(右上)naturalglacé(右下)東京シティ競馬(大井競馬場)

3人目は、カメラアシスタントの唐瑞鴻(トウ ズイコウ)さん。中国広東省出身。日本写真芸術専門学校を卒業後、MSPG studioに入社。独特の感性を生かし、中国人を対象にした人物撮影や中国メーカーの商品撮影を行い、日本に留まらない活動をしている。

企てごと

最後に、大島さんが今後の企てごとを教えてくれました。それは、「アート×人×お酒」3ジャンルを組み合わせたアートプロジェクトのお話。大島さんは編集・ライターとして、お酒を創る人の思いを伝えるフリーマガジン “terra(テッラ)” を発行しており、terraを作る中で出会った人々とお酒、そして、櫻井さんが活躍しているアートのフィールドを掛け合わせて面白い企てを進行中。どんなプロジェクトが誕生するのか、今からとっても楽しみですね!

co-lab1F・2Fのパンフレットラックにフリーマガジン“terra”が置いてありますので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

以前大島さんに「次々とフィールドを広げていくコツは?」と聞いたことがあります。大島さんは「思いついちゃうんです。この人とこの人を繋いだら面白い反応が起こるんじゃないかと。そして、それが実現できる環境にいるんです。」と教えてくれました。

大島さんが新しいフィールドを思いつく。それは、みんな違うからこそ生まれる思いつき。まさに“みんなが自分らしくいていいと思える世の中”だからこそですね。

今後、大島さんからどんなフィールドが生み出されていくのかと思うと、ワクワクします!今回はとっても魅力的なお話をしていただき、ありがとうございました。

 

<関連ページ>

plana inc.公式サイト

plana inc.クリエイターリスト

 

(co-lab渋谷キャスト コミュニティファシリテーター 馬渕)