プレゼン会|本当に好きなこと・ものを見極め、 情熱を持って取り組む力

10/25(木)co-lab渋谷キャストにて、第7回「プレゼン会」を開催しました!
今回はco-lab渋谷キャストの新しいメンバーの方を中心に、4名のメンバーの皆様にご登壇いただきました。

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-プレゼン会とは?-
メンバー間でのコラボレーションが生まれるきっかけづくりや、コミュニティの親睦を深めるために、約2ヶ月に1回開催をしているイベントです。
毎回数名のメンバーの方にご自身のお仕事やご活動、ご興味の対象等についてお話しいただきます。
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最初のプレゼンテーターは、株式会社 QLIOPAAKの目良 慶太(めら けいた)さんです。
目良さんのご専門は主にWebプロモーション。
とにかく新しいことを考えること、アイディアを生み出すこと、広告やプロモーション戦略を考えることがとても好きとお話しされていました。

Web広告事業を主とする企業にて様々なご経験を積まれた後、常に新しいことにチャレンジをし、いまの世の中にない新しいモノ・コトを創造していきたいと考え、2018年に株式会社QLIOPAAKを設立されました。
QLIOPAAKは「Live like a human being:人間らしく生きる」を企業理念とし、レポーティング等の資料作成の自動化サービスを提供する「業務効率化」、アンケート調査・設計・グラフ化等の業務を代行して請け負う「資料作成代行」、スタートアップから大企業までの新規事業開発を経験豊富なメンバーでサポートする「新規事業支援」の大きく3つのサービスに取り組んでいます。
プレゼン会当日は現在進行中のプロジェクト等についてもご説明いただき、盛り沢山の内容でお話しをしてくださいました。
広い視野で時代の先端を捉え、新しいモノ・コトを生み出していこうという目良さんの独創性や発想力は、co-labでもエネルギッシュにコラボレーションを展開いただける可能性大です!

続いては、エデュケーター/クリエイティブディレクターの鈴木 順平(すずき じゅんぺい)さん。
鈴木さんは、NPO法人ご在籍時に、こども対象の創造・表現力をテーマにしたワークショップ企画設計や教材開発に携わってこられたご経験のもと、2018年からフリーランスとなり、同じくエデュケーターでありワークショップデザイナーの元木一喜さんとともに「unworkshop」というユニット名でご活動されています。
unworkshopは、学びに関するデザインを行うエデュケーターユニットです。
こどもたちを対象としたワークショップのデザインから、体験型展示の基本計画、「学び」をテーマとする研修の企画設計等を行っています。

鈴木さんのプレゼンの中で、「これまで」と「いま」の中にある、既知のものが未知の存在になったとき、つまらないと思っていたものでさえ「学び」となり、見える世界が変わっていく瞬間があるというお話しが印象的でした。
子どもも大人も、考え方のフレームを外し〈un-〉、本質に迫ること。それがより良く生きていくための重要な学びとなっていくと考え、“工房、図工室”といったハード的な意味と、参加者が主体となり創造表現を行う“体験型活動”というソフト的な意味の両面を持つ〈workshop〉を合わせた「unworkshop」。従来の学びの在り方にとらわれることなく、ソフト・ハードの両面から学びをデザインするのが「unworkshop」の取り組みです。
これまでのプロジェクトの実例も多々ご紹介いただき、エデュケーションの未来にワクワクしながら拝聴するひとときでした。

お次にお話しいただいたのは、映像ディレクターの佐々木 章介(ささき しょうすけ)さん。
映像制作会社にてCM映像の演出/編集をご担当、主にイベント撮影編集、プロジェクションマッピングの演出に携わられた後、2017年3月よりフリーランスの映像ディレクターとしてご活動されています。
現在は、WebCM、Webプロモーション、Music Video等の制作をメインに取り組んでいらっしゃる佐々木さん。当日は選りすぐりの映像作品を数点ご上映いただきました。

お仕事としての映像制作はもちろんですが、お仕事以外でも、ご自身の完全オリジナルとして自発的に映像作品を制作することも忘れないように心がけているそうです。
映像の世界では、通称“作撮り(さくどり)”と呼ばれるもので、ものづくりに対する思考の整理、原点回帰や、より技術の精度を増していくためにも必要不可欠とお話しされていました。
どんなに過密なスケジュールでも、時間を見つけては、お仕事に支障のない範囲で作撮りを心がけていらっしゃるようで、映像制作への情熱とストイックさを感じました。
佐々木さんは人との繋がりが身近に感じられる今の幸せを大切に思い、今後も「映像をきっかけに、いかに他者と良質なコミュニケーションをとることができるか」というテーマと向き合いながら映像をディレクションしていきたいそうです。
今後のご活躍からも目が離せません!

そして最後にご登壇いただいたのは、富士フイルムソフトウエア株式会社の佐藤 邦臣(さとう くにおみ)さん。
佐藤さんは、ソフトウエア開発本部メディカルネットワークグループのグループ長、そして、メディカル機器グループ主席研究員としてご在籍されています。
富士フイルムソフトウエア株式会社は、富士フイルムの製品・サービスのソフトウェア開発を支えるICT企業です。

「写真フィルム」のイメージが強いかもしれませんが、近年では複合機等をはじめとしたオフィスドキュメント関連事業やライフサイエンス(メディカルシステム、再生医療)事業等、多角的なご経営に取り組まれ、イノベーションをとても大切にされていらっしゃいます。
メディカル事業の代表例として、X線機器や内視鏡、超音波、医療画像データベース機器等のご説明をいただきました。
予防・診断・治療の3つのカテゴリーから特に「診断」に着目し、最新のAI技術を活用することで、診断精度の向上にチャレンジされています。AIにより診断ミスを無くし、正確な診断で病変の早期発見を目指したこの取り組みは、今後の医療の発展に大きな貢献をもたらすのではないでしょうか。
佐藤さんがco-labに入会された一番の理由については、「ITベンチャーの方々が集まる渋谷に、ともに社会貢献できる仲間を探しに来ました!」とお話しされていました。
co-labにはIT関連の方はもちろん、本当に多様な専門領域の方がいらっしゃるので、今後のコラボレーションにも期待が寄せられます。

以上4名のメンバーの皆様のプレゼン後は、クリエイティブカフェ「オーレ」さんのお料理を囲んでの懇親会。質疑応答タイムだけではお時間が足りなかった会話が各所で和気あいあいと飛び交い、今回もとても盛り上がりました!

改めて、co-labにはご自身の本当に好きなこと・ものを見極め、お仕事に情熱を持ち、常に向上心を持って真摯に取り組まれているクリエイターのみなさんが集まっていらっしゃることを実感する1日でした。
今後もさらに予想外のコラボレーション、新たな相乗効果が生まれる可能性を考えると、とてもドキドキワクワクします。
プレゼン会にご登壇、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
次回12月のwinter partyの開催レポートもどうぞお楽しみに!

〔チーフコミュニティファシリテーター:渥美、コミュニティファシリテーター:山田〕