プレゼン会|独自の建築工法に精通した、熟練の職人さんを育てていきたい

さる6/24(金)、恒例のメンバーさんによるプレゼン会を開催しました。共用部を会場にすることの多いプレゼン会ですが、今回は、SodaCCo 2Fにあるカフェ、Bird Daikanyamaでの開催、第2回目です。

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プレゼン会とは
メンバー間でのコラボレーションが起こるきっかけ作りや交流のために定期的に行う会です。
メンバーの方に10分ほどのプレゼンを行ってもらい、各会員のお仕事を知る機会でもあります。
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今回は、5Fルームフロアにご入居されているメンバーさんを中心にプレゼンいただきました。
プレゼンターのおひとり目は、合同会社ジガックスの笹川晋弘さん。

笹川さんは、インタラクティブ・コンテンツ・クリエイターとして、Unityエンジンを使用し、モバイル向けゲーム開発、VRやARなどのあらゆるデジタル体験型コンテンツを受託・開発しています。
笹川さんとお部屋をシェアするTheoの岸井さんとコラボレーションした城ラマのお話や、ゲーム開発のお仕事をご紹介くださいました。

2番目のプレゼンターは、幅広くグラフィックデザインを手がけていらっしゃる株式会社Harvestaの伊藤伸一さんです。
ロゴやグッズのデザインをはじめ、企業の採用サイトやコーポレートサイトなど、これまでの代表的な作例をご紹介くださったほか、お仕事以外のエピソードも楽しいプレゼンでした。

ひとつは、伊藤さんがコレクションされているキューパのポスターについて。社会主義政府によるプロパガンダや映画の広告に用いられたシルクスクリーンのポスターは、体制の管理下にありながら自由で大胆なグラフィックが表現され、一枚一枚手刷りで制作されているそうです。また、ご自身のハードディスクが壊れたときに、信頼できるデータ復旧会社に辿り着いた経緯についてもお話くださいました。なかには悪徳業者も多いそうで、メンバーの皆さんにとっても、いざというときに頼りになる貴重な経験談でした。そして、現在はドローンの操縦資格を取得中とのことで、壮観なデモ映像を見せていただき、プレゼンの締めくくりとなりました。

続いてのプレゼンターは、株式会社リブルーの岡田英之さん。世界中から投稿されるサーフィン動画を視聴できる「NobodySurf」を運営されています。プレゼンでは、GoProやドローンを使って撮影されたものや、最新の人工波プールなど、投稿されたさまざまなサーフィン動画をご紹介くださいました。

2015年にスタートしたばかりのNobodySurfは、現在世界45カ国、月間100万人のユーザーが視聴するほど急成長されていて、アプリのリリースも準備中されているそうです。2020年の東京オリンピックの追加種目候補ともなっているサーフィンは、スポーツとして楽しむだけでなく、ライフスタイルやものの考え方にも浸透するカルチャーなのだと語る岡田さん。SNSを通じて、サーフィンを楽しむ人たち同士がつながることができるのも大きな魅力です。

最後は、株式会社RCエイジの長谷光浩さんによるプレゼンです。独自のコンクリート施行技術をベースに、「SKELTON&INFILL」というコンセプトのもと、住宅をはじめとするさまざまな用途のRC建築を手がけ、事業提案型の建築商品も展開されています。

長谷さんは、熟練した職人さんを育成していくことが重要だと語ります。その独自の工法に精通し、いくつもの作業を担当できるように人材を育てていくことで効率も上がり、ひとりひとりがデザインの意味を理解して作業にあたることで、建物のクオリティを上げることができるのだそうです。

〔コミュニティファシリテーター:向後・橋場〕

 

 

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