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EDGE TOKYO DEEPEN vol.2 |ART + AREA RENOVATION
-Vol.2 ART + AREA RENOVATION−
「アートとまちづくり」、昨今よく聞くようになった組み合わせのように思います。いま、「まち」と「アート」の間に、どんな可能性が期待されているのでしょうか?
第2回目となるエッジトーキョーディープンでは、開放的な屋上広場を会場に、「アート」のちからでまちとひとの新しい関係性を築いてきた実践者2組をお招きし、モデレーターで本企画監修の馬場正尊氏が、近著「エリアリノベーション~まちづくりの次の概念~」で語っている工作的都市の観点を織り込みつつ、トークセッションを進行します。並行して、清水淳子氏によるグラフィックレコーディングが行われ、トークを即時視覚化、客体化しながら、さらにトークを深めていきます。
「アートは人々に共通して「よく分からないもの」だからこそ、今まで同じテーブルに着きようがなかった人たちをつなぐ役割を担える」という観点をもち、長年地域アートプロジェクトで活躍されているアートディレクター・芹沢高志氏に、アートがもたらすまちへの効果や二子玉川というまちの可能性についてお聞きしたいと思います。
また、「鑑賞者の「目」を道連れに、未だ見ぬ世界の果てへ直感的に意識を運ぶ作品を構想する」というテーマで、現象を知覚化するインスタレーションを制作されている現代芸術活動チーム・目のアーティスト・荒神明香氏とディレクター・南川憲二氏には、彼らの目を通して二子玉川のまだ見ぬ切り口を提起していただきたいと考えています。
EDGE TOKYO DEEPEN:深考する都心周縁部
ーPUBLIC DESIGN × CIVIC PRIDE × CREATIVE COMMUNITYで考える次世代都市スタイルー
2016年5月スタートの新プロジェクト「EDGE TOKYO DEEPEN:深考する都心周縁部」は、2014年に終会したEDGE TOKYO1での「新しい時代の価値探求」という幅広い実験を通じて得た対話・学習・共創など場づくりの手法を応用し、まちづくりにフォーカスした仮説提言&実証プロジェクトです。
EDGE TOKYO1で行ってきた検証フェーズから実証フェーズへの転換となる本プロジェクトでは、周縁都市として非常にポテンシャルが高く、変化の可能性に富んだ二子玉川のまちをモデルケースに、ボトムアップ型に代わる新しいまちづくりを実証する機会にしたいと考えています。
全5回のディスカッション・シリーズとして、新たにパブリックデザインやシビックプライドをテーマとする企画監修者を迎え、各回ごとにまちを巡りながら、具体的なまちづくり施策につながるアイディアやプロジェクトを生み出していきます。
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■ 日 時:2016年7月18日(月・祝)17:30 Open/18:00 Start (20:00終了予定)
■ 会 場:二子玉川ライズ 原っぱ広場(ルーフガーデン5F)
※雨天時会場 カタリストBA
■ 参加費:前売 1,000円(ドリンク、フード付き) 当日 500円(ドリンク、フードなし)
■ 定 員:100名(ご予約のお客様優先となります)
■ 出 演:
○ゲスト
芹沢高志(アートディレクター/都市・地域計画家)
目(現代芸術活動チーム)
○モデレーター
馬場正尊(建築家/Open A ltd.代表)
○グラフィックレコーディング
清水淳子(TokyoGraphicRecorder/UXデザイナー)
【予約方法】
peatixのウェブサイトからお申し込みください。
http://peatix.com/event/179385
【会場へのアクセス】
二子玉川ライズ 原っぱ広場(ルーフガーデン5F)
東急田園都市線/東急大井町線二子玉川駅下車
世田谷区玉川1-14-1
※雨天時会場:カタリストBA(世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8F)
夜20時以降は正面玄関が施錠されているため、問い合せ番号までご連絡ください。
【ゲスト プロフィール】
芹沢高志(アートディレクター/都市・地域計画家)
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。
89年にP3 art andenvironmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。
帯広競馬場で開かれたとかち国際現代アート展『デメーテル』の総合ディレクター(2002年)、アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003年~)。横浜トリエンナーレ2005 キュレーター。
別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009年、2012年、2015年)。
また現在、P3 art and environment 統括ディレクター(ピースリーマネジメント有限会社代表取締役)、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長。さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。
目(現代芸術活動チーム)
南川憲二/ディレクター 荒神明香/アーティスト
個々のクリエイティビティを特性化し、連携を重視するチーム型芸術活動。
中心メンバーは、アーティストの荒神明香、ディレクターの南川憲二、制作統括の増井宏文の3名。これに加えインストーラーなど様々なクリエイターとの共同作業により作品を実現させている。
果てしなく不確かな現実世界が実感に引き寄せられるような体験を作品として展開する。
主な作品として、2014年「たよりない現実、この世界の在りか」(資生堂ギャラリー、東京)、2014年「おじさんの顔が空に浮かぶ日」(宇都宮美術館 館外プロジェクト、宇都宮)2015年 「東京アートミーティングⅥ “TOKYO” – 見えない都市を見せる」(東京都現代美術館)などがある。2016年は、さいたまトリエンナーレに向けて制作中。
【モデレーター プロフィール】
馬場正尊(建築家/Open A ltd.代表)
1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂で博覧会やショールームの企画などに従事。その後、早稲田大学博士課程に復学。雑誌『A』の編集長を経て、2003年OpenA Ltd.を設立。建築設計、都市計画、執筆などを行う。同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学 准教授。建築の近作として「TABLOID」(2010)、「観月橋団地」(2012)、「道頓堀角座」(2013)など。近著は『RePUBLIC公共空間のリノベーション』(学芸出版,2013)、『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』(学芸出版,2015)
【グラフィックレコーディング プロフィール】
清水淳子(TokyoGraphicRecorder/UXデザイナー)
多摩美術大学卒業後、web制作会社に入社。その後、デザイン会社であるWATER DESIGNに入社する。2013年、ヤフー株式会社に入社。データ&サイエンスソリューション統括本部でユーザー体験を分析し、サービス改善に結びつける業務をおこなう。議論を可視化するTokyo Graphic Recorderとしても活動中。
http://tokyo-graphic-recorder.com/
[お問い合わせ]
Mail:futako_entry@co-lab.jp
Tel:03-6362-3443(平日10:00-12:00/13:00-1800)
■主催:カタリストBA
■プロジェクトチーム:東京急行電鉄株式会社、co-lab、馬場正尊+Open A、伊藤香織(東京理科大学)、田中陽明(春蒔プロジェクト株式会社)
■企画監修:馬場正尊、伊藤香織
■企画運営:春蒔プロジェクト株式会社
※これまでのEDGE TOKYOイベントの模様は以下でご覧いただけます
http://www.youtube.com/channel/UC9TTNtfSf-AISnRGvZm4ZFg