イラストレーター熊本奈津子さん|『ジャポネスク展』へ出展!!

co-lab二子玉川メンバーの熊本奈津子さん参加のグループ展、
ジャポネスク展』が、6/2(金)〜6/7(水)まで、
文京区千駄木の『フリュウ・ギャラリー』にて開催されます!!

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(『ジャポネスク展』より)

ほのぼのとした作風が魅力の熊本さんですが、手がけるイラストのジャンルは幅広く、育児や医療関連の実用書など説明的要素を求められる書籍の挿絵から、絵本や舞台のフライヤーといった世界観の表現を求められるものまで、多彩に手がけられています。


『こころのえ?ほん 第4巻』/『恋ってなに?』(汐文社)より抜粋)

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今回のグループ展参加のきっかけなど、co-lab二子玉川のコミュニティ・ファシリテーター(以下CF)が熊本さんにお話を伺いました。

CFーー多様なイラストレーターさんの参加も見どころですね、集まったきっかけをおしえてください
「ギャラリーのほうで展示企画に合った人に声をかけることもあるようで、今回わたしもお誘いいただいて参加しました。なので知り合いのイラストレーターさんもいたのですが、ほぼ初めてお会いする方々です」

CFーー日本がテーマになったのにはどんな意図が?
「このテーマもギャラリーのほうで考えられたそうなんですが、フリュウ・ギャラリーはいわゆる谷根千(やねせん)と言われるエリア、千駄木にあるため、地域柄と和テイストを生かした展示内容は相性が良いと企画がスタートしたそうです」


(モチーフと余白が印象的な『ジャポネスク展』出展作品)

CFーー熊本さんにとっての和=日本を表現されたんですね
「『ジャポネスク』というテーマで私が思いついたのが、日本の昔ばなしです。タヌキやキツネに化かされる話が多い印象でしたが、そういえばキツネは外国の童話でもおなじみのキャラクターですがタヌキってとても日本っぽいなぁと思いました。(タヌキは、世界的にみると珍しい動物で欧米の方にはなじみがないそうです)そこで、日本っぽいタヌキをはじめキツネ、スズメ、タコ、天狗などを登場させて、ちょっと御伽話のようなイメージで描きました。見る人がいろいろ想像してくれたら嬉しいなと思っています」

CFーーそんな今回の展示作品のみどころをおしえてください!
「今回、陶器の絵付けにも挑戦してみました!絵付け以外は陶芸の工房の方にお願いしましたが、これが面白くてすっかりはまってしまい。笑 これからもうちょっと本格的にやりたいなと思っています」


(どこかひょうきんなタヌキの絵皿『ジャポネスク展』出展作品)

CFーー今後もこうした作品発表を続けていかれるのですか?
「こうした展示会は、仕事の絵と違い自由に描けるので、色々挑戦できるのが良いなと思っています。やはり普段のお仕事ではオーダーにそって描いてるので、たまに自由な作品を作りたくなることもあるんですよ。展示テーマや、普段お仕事で依頼されないようなテイストに取り組むのはとても楽しいです。営業にも大変有効なので、笑 できれば定期的にやりたいなと思っています」

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紫陽花も咲き始めた6月、梅雨も間近ですが、週末の谷根千散歩と共に
フリュウ・ギャラリーへ訪れてはいかがでしょうか。

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『ジャポネスク展』
2017.06.02 (Fri) – 2017.06.07 (Wed)
12:00〜19:00(最終日15時まで)

会場:フリュウ・ギャラリー
東京メトロ千代田線 千駄木駅より徒歩5分
時間:月曜〜金曜/11時半〜19時
休業日:土日祝日

▶︎作家紹介
アライマリヤ
大滝 直子
熊本 奈津子
ネコポンギポンギ
山本 恵未

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[チーフ・コミュニティ・ファシリテーター|鳥井]

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