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Report|二子玉川プレゼン会を開催しました!(後編)
夏に開催されたco-lab二子玉川プレゼン会。
4名のco-lab二子玉川メンバーに素晴らしいプレゼンテーションをしていただきましたが、ご家族で参加してくださったみなさんや、手作りカレーや美味しい差し入れを持ってご家族で参加してくださったみなさんのおかげで、いつも以上にアットホームなイベントになりました。
本当にありがとうございました!!(残念ながらお仕事で参加できなかったみなさんからも「カレー食べたかった〜」「次回はぜったい行きたい!」という多くの声をいただきました)
それでは、プレゼン会のレポート前編に続き、後編でも素晴らしいプレゼンターによる発表をお伝えします!!
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3番目のプレゼンターは、Haruiro Branding Designの白川明香(しらかわあすか)さんにご登壇いただきました。
この夏にco-lab二子玉川に入会されたばかりの白川さんですが、実は今年の2月まで会社にお勤めされており3月に独立。ご専門はグラフィックデザインやブランディングで、アートディレクターとして幅広く活動されています。
会場に集まったco-labメンバーからの期待の視線に最初は緊張した表情でしたが、明るい声でフレッシュな自己紹介・お仕事紹介のプレゼンテーションをスタートしてくださいました!
白川さんは大学を卒業後、メーカーのインハウスデザイナーとして、パッケージデザインから商品企画に至るまで多くの案件に携わってきたそうです。そしてキャリアを重ねるなか、もっとお客さんの本質的な悩みを根底から解決していきたいという想いから、デザインだけでなくプランニング、コンセプトから一貫してブランドづくりを提案するブランディングデザインの分野での道を決めたと言います。
規模が小さな会社や地域の商店などの多くは、商品や会社自体のブランド作りにまで手が回っていないことが現実らしく、白川さんはアートディレクターとしてその悩みの相談役となり、デザイン制作やコンセプト提案をおこなっています。
(福岡県のバレエスタジオの事例)
(ショップカードから、サイトまで幅広いデザイン)
サービスを受けること、商品を購入すること、そうした全ての購買活動において、人の印象に残り「買ってよかった!」という実感があるときは、必ず感動があるということに白川さんは着目し、「人の心の琴線に触れるブランドづくり」をなによりも大切にしていると語ってくださいました。
そして、こうした想いは『Haruiro Branding Design』のブランドコンセプトにも込められています。植物の種を植え、小さな芽に水をあたえ、やがて大きな木となり、春になり満開の花を咲かせるように、会社や商材のもつ本来の価値に寄り添うようなブランディングデザインをすることで、クライアントと一緒にブランドをつくり育んでいけるようなデザイン事務所として活動を続けていきたいと語ってくださいました。
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ラストのプレゼンターは、株式会社リヴ・アップ・トゥの森岡誠希(もりおかせいき)さんにご登壇いただきました。
小さなお子さんをもつパパでもある森岡さんは、職住近接という新しいライフスタイルや、東京と神奈川という2つのコミュニティがつながる場所、二子玉川での活動に可能性を感じ、今年の初夏にco-lab二子玉川に入会されました。
まずは自己紹介を兼ねて、現在のお仕事とキャリアストーリーをご紹介いただきました。
大学卒業後、不動産業界で働こう!という期待を胸に、野村不動産株式会社に就職した森岡さん。
入社後はビル営業をメインとした配属になるものの、すぐに社内ベンチャープロジェクトである株式会社メガロスに突然の出向を命じられたそうです。現在ではすっかり有名なフィットネスクラブであるメガロスですが、立ち上げ期から参加している森岡さんはまさにメガロス躍進の立役者!八王子店の副支配人就任など創業期の店舗内組織開発に取り組み、その後メガロスは全国展開するまで成長。森岡さんは店舗開発という立ち位置から10年以上も事業を牽引されました。
その後、森岡さんのキャリアに変化が訪れたのは、2013年。
フィットネスクラブ事業のエキスパートとなり、フィットネス業界に関連する不動産などのコンサルティングも手がけるようになっていた森岡さんは、ついに株式会社リヴ・アップ・トゥを立ち上げます。日本におけるフィットネスは、ブームとともに業態が拡大したものの、まだまだ課題も残っていることが、新法人設立のモチベーションとなったそうです。
(現在プロデュースを手がける大人気の『Hot Collagen Studio』)
しかし事業がスタートしまさにこれからという時、森岡さんは東京を離れる決断を迫られることに。ご両親の介護のために、地元である関西に拠点を移さなければならなくなってしまったのです。帰郷を選択したことで、ご両親の最期を看取ることができたそうですが、一方で、キャリアを育んだわけではない土地は、たとえ地元といえど仕事に結びつく繋がりもなく、まさにゼロからのスタート。事業継続していくことに、とても苦労されたそうです。
そんな中、親身になって相談にのってくれたのが地元の商工会議所だったそうです。東京をベースに企業人として働いてきた森岡さんにとって、地方自治体による中小企業向けの支援制度や、事業者への助成金制度などは非常に目新しいものがありました。そしてこの時、経営面で苦労している中小企業を元気にしたいという目標が芽生えたのは、経営や不動産におけるコンサルティングのエキスパートである森岡さんにとって自然な流れだったのかもしれません。
そんな思いを胸に東京に戻った森岡さんは、現在40代。
株式会社リヴ・アップ・トゥの事業も拡大し、最近ではお子さんの成長に合った人生やご自身の今後のキャリアについても、長期的な目線で考えるようになったと言います。
それはつまり、ご家族と共に暮らしていく地域の住人としてしっかり根を張りつつ、1人のビジネスパーソンとして街の活性にも携わっていけるような仕事をしたいというライフワークのビジョンだと言います。co-labでの活動はスタートしたばかりですが、今まで知り合うのなかったクリエイターとの出会いを通して、地域や中小企業支援に向けた活動につなげていきたいと熱い想いを語ってくださいました。
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プレゼン会を終えて・・・
co-lab二子玉川の交流イベントでは、日頃は知り合うことのできない様々な業種のメンバーが一堂に介しリラックスした雰囲気のなかで繋がりが増えていくことが特徴です。さらに、二子玉川駅周辺地域に職住近接しているメンバーが多いことも拠点特徴のひとつなので、いつもは真剣な表情で活動しているクリエイターやクリエイティブワーカー同士が、プライベートなパパの顔ママの顔で会話することができたり、お子さんやご家族にとってはお仕事参観的な楽しみもあったりします。
わたしたちco-lab二子玉川のコミュニティ・ファシリテーターは、カジュアルでありながら、クリエイティブでイノベーティブなシェアオフィス環境づくりを目指し、”他にはない!フタコにしかない!” という、豊かなコミュニティづくりに取り組んでいます。
今後もメンバーのみなさんと一緒にco-lab二子玉川のコミュニティを盛り上げていけたらうれしいです。
(みんなで記念撮影)
次回開催の11月22日をどうぞお楽しみに!!
[チーフ・コミュニティ・ファシリテーター:鳥井]