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水辺総研|『都市を変える水辺アクション:実践ガイド』絶賛発売中!
「水辺をこよなく愛する建築家」として、日々東奔西走されているRaas Design建築設計事務所の岩本唯史さん。現在発売中の『都市を変える水辺アクション:実践ガイド』(泉英明・嘉名光市・武田重昭編著、橋爪紳也監修、学芸出版社, 2015)に、岩本さんが著者のおひとりとして「Chapter 2 / Case 01:水辺に出かける」を執筆されています。
この節では、SUP(スタンドアップパドル)を使った水辺のアクティビティを展開している日本シティサップ協会や、水上バス上での演劇プロジェクトといった大阪での事例と、岩本さんご自身も共同発起人として参画していらっしゃる「水辺荘」を中心とする横浜・大岡川での取り組みが詳しく取り上げられています。
このほか、書籍中には、水辺の空間を豊かに活用している国内外のさまざまな事例やその仕組み、そして「水都大阪」の歩みなどが収められており、まさに水辺の魅力を知るための決定版となっています。ご興味のある方は、是非お手にとってみてください!
また、こちらの書籍を読んで、「水辺での活動に参加したい!」と思われた方にふさわしいwebサイトが、岩本さんが編集長をつとめる「みんなの水辺新聞」です。全国各都市の114エリアで展開される地域ニュースネットワーク「みんなの経済新聞」と「ミズベリングプロジェクト」のコラボレーションによって、今年8月に立ち上がったこの水辺専門の情報配信サイトでは、全国の水辺で起こっているイベント情報やニュース記事が集められています。
そして、昨年10月には、岩本さんがco-lab代官山でスペースをシェアされている滝澤恭平さんと共に「水辺総研」を立ち上げられました。水辺総研は、「日本の水辺をオープンに。」をキーワードに、多様な研究員や専門家とのネットワークのもと、問題解決に向けたアクションを起こし、水辺の魅力を創出するプロジェクトの推進力を提供しています。目下、法人設立に向けて準備を進められているとのこと。今後のプロジェクトに、どうぞご注目ください!
最後に、告知情報です。来る3月3日、ミズベリングプロジェクトの主催による「ミズベリングJAPAN ~水辺の覚醒~」と題したトーク×カンファレンスが、渋谷ヒカリエホールにて開催されます。日本の水辺の未来を語りあう一大イベントに、ぜひご来場下さい。
イベント詳細はこちら→ミズベリングJAPAN ~水辺の覚醒~
〔コミュニティ・ファシリテーター:橋場〕