2018/11/30(金)、co-lab渋谷キャスト1Fラウンジにて、ゆきち先生の四コマ漫画作品 『ピンク忍者 ポン吉』の出版記念パーティーが盛大に開催されました。 出版記念パーティーの模様や、ゆきち先生の作品に対する思いや、『ピンク忍者 ポン吉』 四コマ漫画書籍化の夢に、クラウドファンディングで挑戦する過程をレポートさせていただ きます。

co-lab渋谷キャストメンバーである ゆきち先生は「雑誌版のみこすり半劇場」、「日刊スポーツ新 聞」への四コマ漫画の連載や、政治経済と英単語の勉強になる四コマ漫画 を毎日1本更新し 続けたり、企業のサービスやモノを分かりやすくPRする作品を作られています。一時期 よしもとの養成所 (NSC) にいた経歴や、オーガニックな家庭でベジタリアンとして育った 経験と栄養士の知識をいかし、雑誌にご自身が登場したりと、マルチな才能で多方面で活躍 されています。

品のある えっち漫画というギャップ。クラウドファンディングへの挑戦 『ピンク忍者 ポン吉』は、ゆきち先生がご自身のブログで8年間描き続けている四コマ漫 画だそうです。ゆきち先生ご自身から滲み出る品の良さが、えっち漫画の枠を超えて、ポン 吉の愛らしさに表現されている作品です。男性向けであったコアなジャンルに、女性でも抵 抗なく楽しめて、思わずクスッとしてしまう ほっこりさのある四コマ漫画です。

1日1本のペースで更新し作品は100本を超えられておりましたが、なかなか人目に触れ る機会がなく、ポン吉の魅力が埋もれてしまっている現状を打開するため、今回、忍者のポ ン吉を単行本として世に送り出すべく、ゆきち先生と、株式会社 リベラルエンジニアズ のインキュベートプラットフォーム『LIBERO』で制作プロジェクトを立ち上げ、 CAMPFIRE のクラウドファンディングに挑戦されたそうです。
『ピンク忍者 ポン吉』出版プロジェクトの目標金額は100万円と設定し、7月4日からス タート。リターンはマンガ1冊と描き下ろし、手書きのお礼サインの¥3,000のコースか ら、実際に1コマ描き掲載してもらえるアシスタント権のついたものや、ゆきち先生が四コ マ漫画を描き上げる工程を丁寧に説明してもらいながら、コーヒーとケーキをいただける社 会科見学権などユニークなコース、最大リターンのついた¥50,000までのコースがありまし た。

『ピンク忍者 ポン吉』の新作も毎日 CAMFIRE のサイト上に更新し続け、ポン吉を応援し てくださる方と写真を撮って感謝の投稿をして報告したりと、ゆきち先生の作品に向き合う 姿勢はつねに熱を帯びていました。

ついにクラウドファンディング最終日を迎えられ2か月にわたる期間も、8月30日の募集終 了までに、パトロン数103人、支援金額は¥1,231,000にまで支援の拡大をし、見事達成さ れました。
活動報告の中で、四コマ漫画にて ゆきち先生が自ら登場し、これまでのご支援の感謝とと もに、とても大変だったこと、終わってほっとしたことを正直に語られていました。 その後 も喜びをかみしめる間もなく、いよいよ『ピンク忍者 ポン吉』の本制作にすぐに取り組ま られていました。10月11日には、全ての原稿を入稿したことを報告され、細かい修正、差 し替えのみとなりました。

そしてついに、11月30日(金)の『ピンク忍者 ポン吉』の出版記念パーティーにて、晴 れて出来上がった単行本のお披露目とお渡しとなりました。

当日は、co-lab渋谷キャストメンバーや、クラウドファンディングの支援をしてくださった パトロン様や、出版に携わってくださった関係各位の皆様方、友人や親族の方々とともにお 祝いすることができました。
co-lab渋谷キャストメンバーで、このパーティーを企画、運営してくださった、digress-lab LLC代表 の Ucchi氏 のプロデュースのもと、 co-lab渋谷キャスト 運営チームと、co-factory を運営する株式会社SpiralMind がスタッフとして、ゆきち先生の出版記念パーティーを バックアップしました。

冒頭、ゆきち先生から、出版報告と皆様への感謝の挨拶をいただき、パーティーのスタート となりました。ここ、co-lab渋谷キャスト1F ラウンジ スペースをすべて開放してくださ り、照明もポン吉のテーマカラーのピンク一色に。ミーティングルームの各ブースに、単行 本と描き下ろし、クロークルーム、さらにはドリンク、アルコールを豊富に揃えたバーも併 設されました。メインのラウンジには、 Cafe Åre のフードがテーブル一面に彩られて パーティーを一層華やかにしていました。

co-factoryの工房では、 株式会社 SpiralMind がこの日のために用意したコンテンツのVR (バーチャルリアリティ)やMR(ミックスドリアリティ)を体験できるスペースを提供い たしました。MRを体験されたのは初めての方が多く、とこちらも沢山のゲストの方に楽しんでいただき、パーティーを盛り上げるお手伝いができました。ゆきち先生からは「スパイラルマインドさんのおかげで、ただの出版記念パーティーを越えた面白いイベントにできました」と言っていただけました。

ゆきち先生は、沢山のゲストに囲まれながらも、お一人お一人と語られ、常に感謝とお礼の言葉をかけられていました。

筆者自身もクラウドファンディングに賛同し、『ピンク忍者 ポン吉』を受け取って初めに感じたことは、とにかく“カワイイ”こと。製本から、カバーに至るまで、ゆきち先生の品の良いセンスから完成された作品だと実感しました。これなら女性でも抵抗なく買えると思い ます。そして、この本にはゆきち先生はもちろんのこと、沢山のゆきちファンの愛がぎっし り詰まっている1冊でした。

ゆきち先生、『ピンク忍者 ポン吉』、単行本出版おめでとうございました!

こちらの本は現在、
ユキチ先生ノ本屋サン で購入することができます。

それでは、次回のイベントもお楽しみに!

[株式会社SpiralMind:山田里奈・井川由子]