2021年1月co-lab渋谷キャストプレゼン会レポート第三弾です！
＜第二弾の投稿、株式会社design-farm 遠藤さんの登壇レポートはこちら＞

渋谷キャストのオンラインプレゼン会3人目、神戸を本社とする貿易会社アイビシトレーディングの東京でのお仕事を担われている白石謙さんです。アールオー(ART EAU) という屋号を掲げ、ヨーロッパのアート性や個性を追求してつくられたニッチフレグランスを日本に紹介されています。

フランスやスウェーデンなどのヨーロッパのフレグランスのディストリビューションをはじめ、こういった香りを作る材料となるスパイスや花などを紹介するワークショップや、香りの選び方やスタイリングまで、香りにまつわる活動は多岐にわたります。香りの作り手の思いやその特徴などを店頭できちんと伝えてもらえるような販売スタッフの教育活動にも力を入れています。オリジナルの香りづくりにも携われていて、都内にある有名ホテルから取り扱いブランドの調香師にオファーがあり、香りをつくってもらい、それがホテルのアメニティとして使われています。

代理店は自ブランドを売るために一生懸命動くものと言いますが、香水市場が小さいと課題を感じていることから、昨年は同業他社へ声をかけ銀座シックスでの催事企画をするなど、香りに親しむ人を増やすため意識的に取り組みもされています。

今後は、施設などの空間の香りを提案することなどチャレンジしてみたいと、「香りを通して人と人をつなぐ、街と人をつなぐ」ことをテーマに他業種ともコラボレーションを積極的に行いたいと白石さんはおっしゃいます。co-labでそんなコラボレーションが生まれることが期待されます。

次は、まちの研究所の藤林誠さんのレポートに続きます。

（co-lab渋谷キャスト　コミュニティ・ファシリテーター宮ヶ迫）