REPORT
シブヤフォント展示|co-lab代官山
2021年5月から渋谷キャストを皮切りにスタートしたシブヤフォント展が、co-lab各拠点を好評巡回中です。
巡回展では、co-lab4拠点それぞれの空間に合わせたシブヤフォントを使った作品やプロダクトが展示されるほか、シブヤフォントの共同代表でco-lab二子玉川メンバーのフクフクプラス磯村氏をお招きし、拠点ごとの交流会も企画されています。
空間ごとに異なる表情をみせてくれるシブヤフォント。それぞれの交流会の様子も併せてレポートしていきますので、お楽しみください。
<co-lab巡回展 スケジュール>
◆渋谷キャスト/Åre :6/2(水)〜6/15(火) →イベントレポートをみる
◆代官山 :6/16(水)〜6/30(水)
◆墨田亀沢 :7/9(金)〜8/6(金) →イベントレポートをみる
◆二子玉川 :8/24(火)〜9/7(火)
※シブヤフォントとは
渋谷区内の障がいのある人と学生が生み出した渋谷区公認のフォント・パターンデータ。平成28年度渋谷みやげ開発プロジェクトとして、渋谷区内の障害者支援施設と桑沢デザイン研究所の学生の協力により生まれました。 今までアート活動をしていなかった障がいのある人でも、独自のメソッドでアート品質を引き上げ、さらに商品企画、販路開拓までワンストップで支援します。昨年は「ソーシャルプロダクツ・アワード2021」大賞、および「IAUD国際デザイン賞2020」金賞を受賞。
co-lab巡回展2拠点目は代官山です。
6月16日(水)〜6月30日(水)の期間中co-lab代官山ではギャラリースペースを中心にファブリックアートパネル / 額装アート/エコバッグ、 折りたたみ傘、 風呂敷などを展示いたしました。
代官山メンバーもギャラリースペースを覗いたり、パンフレットを手にしたり興味津々な様子でした。時折co-labスタッフからもお声がけし、「シブヤフォントってご存知ですか?数百種類あるフォントやパターンのパブリックデータでどなたでも自由にご利用できるんですよ』とご説明すると、更に興味を深めているご様子でした。
また6月24日(木)にはフクフクプラスの磯村氏をco-lab代官山にお招きして、オンラインとフィジカルをミックスした交流会を開催しました。
【オンライン交流会】
オンラインパートでは磯村さんから、シブヤフォントについて詳しくお話しいただきました。印象的だったのは、種類豊富で独創的なパブリックデータが障がいのある方々と学生とのコラボレーションによって制作されているということ。どの作品も制作者達の体験、想像などのインスピレーションがあふれんばかり表現されていて驚きと新鮮さを感じました。
筆者自身、交流会で進行を務めるのが初めてのことで緊張しておりましたが、磯村さんの和やかなお人柄と、スムーズなプレゼンテーションのサポートもあり無事務めることができました。
【お茶会】
オンラインパートの後にはギャラリースペースにて磯村さんと直接お話しできる時間を設けました。
nozy coffeeさんのオリジナルコーヒーと代官山青果店のプリンやフルーツパンナコッタも好評で、メンバーもほっと一息ついていた様子。終始賑やかな空間となりました。
代官山メンバーのジャランジャパンさんが磯村さんとの対談時に『シブヤフォントにひらがなのフォントデザインを作ってみるもの面白いのでは?』と提案されていました。聞くところによると、海外では『ひらがな』というもの自体が珍しく、日本固有の字体ともあってとても人気が高いそうです。シブヤフォントは現在国内利用が中心ですが、今後は海外に向けてもサービスの拡大を検討しているということもあり、貴重な意見に磯村さんも喜ばれていました。
15日間に渡るco-lab代官山での展示が終了し、シブヤフォントはco-lab墨田亀沢へと渡ります!約2週間に渡り、華やかで個性的な空間を演出していただきました、シブヤフォントの作品と磯村さん、他スタッフの皆様、誠にありがとうございました。
co-lab代官山 岡本(コミュニティファシリテーター)