シブヤフォント展示|co-lab渋谷キャスト・Åre

2021年5月23日〜31日の9日間に渡り、渋谷キャストで開催されたシブヤフォント展がco-lab全4拠点を巡回します!

巡回展では、co-lab4拠点それぞれの空間に合わせたシブヤフォントが展示されるほか、シブヤフォントの共同代表でco-lab二子玉川メンバーのフクフクプラス磯村氏をお招きし、拠点ごとの交流会も企画されています。

空間ごとに異なる表情をみせてくれるシブヤフォント。それぞれの交流会の様子も併せてレポートしていきますので、お楽しみください。

<co-lab巡回展 スケジュール>
◆渋谷キャスト/Åre :6/2(水)〜6/15(火)
◆代官山      :6/16(水)〜6/30(水) →イベントレポートをみる
◆墨田亀沢     :7/9(金)〜8/6(金)   →イベントレポートをみる
◆二子玉川     :8/24(火)〜9/7(火)

※co-lab墨田亀沢では、7/12(月)に無料オンライントークイベント「SDGs時代の福祉とビジネスのつながり方」を開催します。お申し込みはこちらから

※シブヤフォントとは
渋谷区内の障がいのある人と学生が生み出した渋谷区公認のフォント・パターンデータ。平成28年度渋谷みやげ開発プロジェクトとして、渋谷区内の障害者支援施設と桑沢デザイン研究所の学生の協力により生まれました。 今までアート活動をしていなかった障がいのある人でも、独自のメソッドでアート品質を引き上げ、さらに商品企画、販路開拓までワンストップで支援します。昨年は「ソーシャルプロダクツ・アワード2021」大賞、および「IAUD国際デザイン賞2020」金賞を受賞。


co-lab巡回展トップバッターはco-lab渋谷キャストです。co-lab渋谷キャストでは、併設するクリエイティブカフェÅreとの同時展示を行いました。

<Åre展示>
Åreさんでは、シブヤフォントの中でもアートパターンに注目し、額装&ファブリックアートパネルで店内が飾られました。一つ一つ手づくりで提供されるお料理の温もりに加え、スタッフの方々が作り出す温かい空間に、シブヤフォントが自然と溶け込んでいきました。

 

<co-lab渋谷キャスト展示と立ち話会>
co-lab渋谷キャストでは、1Fギャラリースペースや2F共有スペースにて、シブヤフォントを採用したプロダクトやファブリックアートを中心に展示を行いました。主張をしすぎず、まるでいつもそこにあったかのように、共有スペースにそっと華を添えてくれました。

 

更に、6月11日(金)にはフクフクプラスの磯村氏と服部氏をお招きし、キッチンスペースにて立ち話会(※1)を開催しました。磯村氏から「シブヤフォントとは?」の概要説明があった後、「シブヤフォントを使ってどんなことができるか、クリエイターのみなさんからアイデアを頂きたい」という投げかけと共に立ち話会がスタートしました。

(※1)コロナ禍、通常の飲食を伴う交流会が行えないため、「立ち話会」と称して交流会を行いました。当日はコーヒーとÅreさんのスイーツをご用意し、それぞれのお席にお持ち帰りいただきました。

(右)フクフクプラス代表/シブヤフォント共同代表 磯村氏(左)フクフクプラス 服部氏

立ち話会には、プロダクトデザイナー・商業施設デザイナー・ブックカバーデザイナー・コーダーなど様々な領域で活躍するメンバーが集まり、シブヤフォントをいかに自らの領域に取り入れていくことができるか、あちらこちらで立ち話の輪が生まれていきました。

商業施設のデザインを手がけるメンバーからは、「店舗デザインにもこういった彩り豊かなデザインを提案していきたいし、シブヤフォントのような取り組みはもっと様々なシーンで取り入れられていくべきだと思う」というコメントがありました。集まったメンバーさん達は、シブヤフォントのデザインはもちろんのこと、障がいのある人と学生によって作られたフォントデータであることに魅了され、応援の気持ちを大きくした様子でした。

このようにして、14日間に渡るco-lab渋谷キャストでの展示が終了し、シブヤフォントはco-lab代官山へと渡りました!

2週間に渡り、co-lab渋谷キャストの空間に彩りと華やぎを提供してくれたシブヤフォント及びフクフクプラスのみなさま、有難うございました。何より、「シブヤフォント」というものを我が子のように強く想い、たのしそうに語る磯村氏と服部氏に心打たれた14日間でした。

 

 

( co-lab PR  渥美)