REPORT
SpiralMindファイナルイベント|ホログラフィックステージ演出とIOTサポートサービスの最新動向
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SpiralMind情報交換会
・15:00 〜 16:00 (1F Meeting Room4)
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2019/02/14(木)、co-lab渋谷キャスト1Fにて、前半はco-factoryを運営する株式会社SpiralMindの情報交換会、後半は2Fキッチンにて、co-lab共同で、お茶会交流会が行われました。
前半は、登壇者やスペシャルゲストおよびco-labメンバーならばご参加いただける情報交換会を開催いたしました。
[登壇者]
・鎌田卓(株式会社SpiralMind 代表取締役)
ブロードリーフ特任執行役員(技術戦略担当)、ADN GROUP代表取締役/CEO。
仏Dassault Systemesバーチャルファクトリーシミュレータ担当として
TOYOTAプロジェクトに従事。
3Di株式会社CTOとしてOpenSimを開発、オープンで相互乗入可能な仮想空間インターバースを提唱。
楽天、ライブドア、NHN(LINE)、GMO、3DアバターファンクラブGReeeeN Landなど数多くのアバターサービスを開発。
・齊藤康太 氏(株式会社スピン 代表取締役)
ホログラフィックステージ演出技術を国内初導入し、以来、様々な先進技術を用いた空間演出やライブエンターテイメントを手がけるクリエイティブプロダクション「studioTED」代表として多くの実績を重ねている。
株式会社スピンはプロモーショナルマーケティングの専門企業として、顧客接点である「売り場」の演出をメインに様々なメーカーサポートを行なっている。studioTEDは社内ベンチャーとして運営(studioTED 代表 Executive Producer)
・瀬戸山七海(株式会社XSHELL 取締役・CEO)
開発者・クラウド・端末・利用者の間の、データとソフトウェアを運ロジスティックスを提供することで、モノをコンピュターに変えるサービスを創造することをミッションにしています。
[スペシャルゲスト]
また、弊社の親会社である、株式会社ブロードリーフ社外取締役3名も参加致します。
・鬼澤 盛夫 氏 (元 オートデスク株式会社 代表取締役社長)
・渡邊 喜一郎 氏 (著書『ディズニー こころをつかむ9つの秘密』)
・池田 茂 氏 (元 株式会社エヌ・ティ・ティエムイー 代表取締役社長)
以上が、登壇者やスペシャルゲストとして参加致しました。
はじめに、株式会社SpiralMind 代表取締役 鎌田卓氏から挨拶がありました。詳しくは前回のイベントページで詳しくご紹介させていただいてます。
次に、株式会社SpiralMindのパートナーでもありますお二方に登壇いただきました。
株式会社スピンは、市ヶ谷に本社、神楽坂にstudioTEDのプロダクションスタジオがあり、本日は後者の「studioTED」について紹介します。
studioTEDのメンバーは、マネジメントとプロデュースを行う社員と社外のクリエイターやエンジニア、ディレクターで構成されるユニットで、10名程のコアのメンバーの他、国内外のプロダクションのネットワークをもっています。ホログラフィック技術や様々な演出技術を用いてライブエンターテイメントや施設の空間演出において、企画からシステム構築、コンテンツ制作まで、一貫した制作体制で運営しています。ホログラフィックのディスプレイや演出技術の開発も行なっています。
「studioTED」のミッションは、イベントや恒久施設など、その場に行かないと体験できない時間や空間を、様々なテクノロジーや表現を用いて、その体験を今までにない貴重な体験へと拡張させる事にあります。
演出テクノロジーについては、ホログラフィックのほか、VR、プロジェクションマッピングなどの映像演出技術のほか、音響や照明と全般的に研究しています。
と齊藤氏は語りました。
その他、studioTEDならではの空間演出技術を用い、様々な手法によるコンテンツ実績の数々が紹介されました。
さらに、モーションキャプチャをイベント会場にリアルタイムで反映できるスタジオを新たに設営したとのこと。データの伝送や機材における時間差、その際の光と影の演出についての質疑応答が飛び交いました。筆者は、空間演出を妨げないように細部のタイミングまでこだわり抜いていることを実感して、たいへん勉強になりました。
株式会社XSHELL 取締役・CEO 瀬戸山七海 氏の登壇と移ります。
株式会社XSHELLの事業内容としましては、仕事場をはじめ、あらゆるステージでIoTをサポートするサービス「isaax.io」を行っています。
isaax.ioは、IoT×AIを使った受託開発・企画をしています。
バスの安全運転支援や工業の作業分析のプラットフォームサービス、現場改善、IoT教育などです。
工場内の作業分析については、作業がどれくらい合っていて、どれくらい間違っているかをAI分析するために、作業のムダをisaax.ioのコンピューターで自動的に見出します。例えば通常、工場の作業の流れは決まっているものですが、実際に作業員がどう動いているかを分析します。ABCという工程が決まっていたとします。しかし、作業員はABCDEDCという工程を辿りました。その原因を分析すると作業員はABCの工程の間に道具をとりに行くムダな行動をしていることがわかりました。ABCの行動をとってもらうには道具をらかじめAの前に置けば改善されますと、瀬戸山氏は、工場で人の動きを捉えているカメラの映像を交えて説明されました。
瀬戸山氏は、このようなことができるisaax.ioサービスを用いた教育事業isaxxキャンプやIoT教育キットの販売もしていますと続けました。isaxxユーザーグループは400名おり、定期的にハンズオン勉強会を行っています。企業を含めると1000名以上になるでしょう。4月からは、IoT養成キットとしてデアゴスティーニからも販売されます。
実際にお客様の現場に設置するisaxx.ioですが、弊社のソフトウェアバージョン管理システムをアップデートすると、それに紐づいて設置端末もアップデートされるようにしています。
最後に、「アップデートがうまくいかない時はないのでしょうか?」と質問があり、瀬戸山氏は「端末はオフラインからオンライン時になったタイミングでアップデートされるように安全にアップデートされるよう設計している。」とのことでした。
筆者の感想としては、IoT教育、分析、アフターサポートまで一貫したお客様のためのサービスであることがよくわかり、齊藤氏に続き非常に勉強になりました。
今回は特にゲストの鋭い質問もありましたが、質疑応答含めて筆者にも充実した情報交換会となりました。
熱の籠った情報交換会に続き、co-lab協賛のお茶会交流会が行われました。
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┃後半┃ °+°。°+ °。°。°+°。+°。°+ °。°。°+°。
co-lab共同 お茶会交流会
・16:00 〜 17:00 (2階キッチン)
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情報交換会を終え、後半戦はco-lab共同でお茶会交流会を実施しました。
2Fco-labキッチンに進むと・・・
今回はイベント当日が2月14日のバレンタインデーであったこともあり、チョコレートファウンテンを囲んで、みんなで美味しくデザートをいただきました。泉のように溢れ出るチョコレートに、各々フルーツやお菓子をディップして・・・それはそれは贅沢なひとときでした。
お茶会には情報交換会の登壇者も参加し、co-labメンバーとの束の間の交流会を楽しみました。
今回がSpiralMindにとっては最後となるイベント開催となりましたが、とても良い集大成を飾ることができました。
[株式会社SpiralMind:山田里奈]