REPORT
日常に溶け込むデジタルアートを嗜む。
co-lab代官山では、3月16日〜3月31日の間、アーティストの創造活動支援を行うスタートアップNEORT, Inc.さんと協働し、実空間でデジタルアートを楽しむことができるトライアル展示を行いました!
利用協力をさせていただいたのは、NEORT, Inc.が開発している「NEORT(ネオルト)」。
デジタルアートという、テクノロジーを駆使した新しい形式アートのオンラインプラットフォームとして、デジタル作品を実空間で楽しむことができるアプリケーションです。
普段はSNSを中心にオンラインで閲覧されることの多いデジタルアート。
しかし、作品の鑑賞体験としては最適なのか?
CEOを務める竹元さんは、コワーキングスペースやカフェ、ホテルなどの日常空間の中で、デジタル作品を楽しんでもらいたい、また、アーティストの可能性がもっと広がっていってほしい…。そんな創造活動支援の想いから、デジタルアートプロジェクトをスタートされました。
今回、co-lab代官山にある会議室モニター2つと受付にあるモニターを鑑賞ディスプレイとして利用しました。
NEORTの仕組みは以下の通り。
NEORTアプリのマイアカウントへログインし、好きなアートをチョイス。すると、マイページのアートがどんどん増えていきます。
アート一覧も、「Pick」や「Popular」「Latest」といったタブがあるため、検索しやすい仕組みとなっています。
気になるアーティスト作品を見つけたら、画面に表示されるQRコードやアカウントからアーティスト情報へと飛び、他の作品や情報を得ることができます。
基本的に全てのアートが動くので、それだけで目や心を奪われてインパクト充分。
空間に絵を飾りたいけれど、良いものがいくつもあって1つに絞りきれない…そんな状況がデジタルアートにより解決されるかもしれません。移りゆくアートがあることで空間に変化が生まれ、常に新鮮な感覚を味わうことができます。
オフィスのイメージに合いつつ、見ていて楽しい色使いのもの、幾何学模様、アニメタッチのもの、予測不能で面白い動きをする作品をチョイスしていきました。
好きな音楽のプレイリストを作るように、能動的に好きなアートを次々に詰め込んでいけることは、なんだかオリジナルのアート作品集を作っているようで非常にワクワクしました。
ケーブルをPCへ差し替えれば、即座に必要画面へと切り替わるので、特別な操作で手間をかけることなくアート鑑賞⇄会議とモニターを有効活用することができます。
co-labメンバーからは「ついつい見てしまう」「クリエイティブな印象で見ていて楽しい」「理由はないけど気になる」。一方で「ゲストの方の集中がアートに向いてしまって…」など、様々なお声がありました。
アカウントからは投稿を発信することもできるため、皆さんの意見を取り入れつつ、メンバーさんのPRディスプレイとして活用していけたら楽しいかも。そんな新たな目論見も浮かんだのでした。
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NEORT, Inc.
「技術×アートで世界をより創造的な場所に」をビジョンにアーティストの創造活動支援をメインに行うスタートアップ。
デジタルアートの表現と知識のプラットフォーム「NEORT」の開発・運営を行う。
竹元 亮太 CEO/Engineer
2012年株式会社サイバーエージェントに入社。
webサービス、アプリ開発のエンジニアを経て、2019年にNEORT, Inc.を創業。
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(コミュニティ・ファシリテーター:早田 )