REPORT
あえて紙の価値を考える「紙de ナイト」Vol.6|コロナの時代に印刷で抗菌する
紙deナイトは「デジタルの時代にあえて紙の価値を語る夜」と題して開かれるイベントです。今回は、2020年7月10日、ウィズコロナ時代ということで「紙 de ナイト」もオンラインで開催されました。
テーマは「コロナの時代に印刷で抗菌する」。
コロナウイルスの影響でデジタル化が急進していく中、印刷にできることを考えます。「神回!」という感想が出るほどの一段と白熱した夜になりました。
目に見えない機能をどう表現するか?
まず初めは、株式会社サンエープリント西村和高さんに「抗菌印刷」についてご紹介していただきました。抗菌印刷とは、印刷面の上から抗菌効果のある塗料をコーティングする表面加工です。
参加された皆さんは、抗菌印刷に興味津々。たくさんの質問が寄せられました。
コロナウイルスへの効果に期待、殺菌光触媒
続いては、市場開拓GOODS発想人という変わった肩書を持つ小杉博俊さんから「殺菌光触媒 N F E2」についてのプレゼンです。殺菌光触媒は銅・銀粒子を使用した環境にも優しい殺菌効果のある物質です。この光触媒を印刷に応用できれば、より可能性が広がると考えている。という説明がありました。
今回は、初の完全オンライン開催。はじめはコロナウイルスの暗い影を感じた「紙deナイトvol.6」でしたが、印刷技術のこれからの時代を生き抜く力を感じました。
今後の展開に目が離せません。
詳しくはこちらから。
〔co-lab墨田亀沢 チーフコミュニティファシリテーター:有薗悦克〕