REPORT

co-lab墨田亀沢:re-printingクロージングパーティを開催しました！

co-lab 墨田亀沢：re-printing

2024年10月25日、co-lab墨田亀沢:re-printingのクロージングパーティが開催されました。

2015年3月にグランドオープンしたco-lab墨田亀沢は、「ものづくりの職人とクリエイターが出会い、化学反応が起きる場」というコンセプトをもとに、大きく成長してきました。
その歩みを振り返りつつ、関係者の皆様へ感謝を込めての開催です。

18時からゆるゆると開場し、軽食とドリンクを楽しみながらご歓談…
19時からイベントがスタート！この頃には会場は熱気に包まれていました。

乾杯のご挨拶

co-lab墨田亀沢の設立にあたり、クリエイターと印刷業界のコラボ、co-labとサンコーのモデルとさせていただいた浜野製作所の浜野会長に乾杯のご挨拶をいただきました。
浜野会長は、2014年に墨田区の新ものづくり創出拠点事業の第1回目に採択されており、続いて第2回目に採択されたのが、co-lab墨田亀沢でした。

co-lab墨田亀沢の歴史を振り返る

株式会社サンコーの取締役社長であり、co-lab墨田亀沢のチーフ・コミュニティ・ファシリテーターの有薗より、co-labの立ち上げから今までの歴史ついて当時の写真と共に振り返り、お話しさせていただきました。

印刷会社とクリエイターのニーズにマッチした場所、両者が繋がれる場所として誕生した「co-lab墨田亀沢」

印刷会社としての差別化に成功し、頼れる職人がいる工場というブランドイメージが出来上がったサンコー。そして「co-lab墨田亀沢」は、町工場の在り方を変えてくれ、メンバーさん同士のコラボレーションのハブとなり、地域活動・地域活性化の拠点ともなって、この9年間でオープン時には想像もしていなかった広がりを与えてくれました。
これらを支えてくれた多くの方々がこの場に集まってくださったことへの喜びと感謝をお伝えしました。

続いて、co-labを主宰する春蒔プロジェクト代表・田中よりお話させていただきました。
「印刷業界を再生したい、墨田区エリア全体を盛り上げたい」という有薗の想いに応え、出会ったその日に意気投合！この「co-lab墨田亀沢」がスタートしました。

「クリエイターを支援する印刷業界の方々とご一緒するのは初めてのチャレンジでとても興味深かった。有薗さんと組ませてもらえれば何か必ず化学反応が起きるのではないか。」と、シェアオフィスのノウハウを一から伝授。
当時、西東京エリアがメインだったco-labとはまた一味違った、東東京ならではの「co-lab墨田亀沢」を創り上げることができました。

9年間のあゆみをまとめた年表をもとに、ご来場の方々にもお話を伺いました

グランドオープンから今までの「9年間のあゆみ」を皆さんと共有するため、年表にまとめて壁一面に描きました。その年表に沿って、参加者の皆さんと一緒に振り返りました。

「co-lab墨田亀沢グランドオープニングパーティ」では、印刷業界・クリエイター・地域産業の関係者の皆さんが総勢180名も集まってくださり、順風満帆のスタート！と思ったのも束の間…実は、オープン当初はメンバーさんがなかなか集まらず、閑散としていました。（汗）
そこで、印刷業界やデザイナーなど様々なクリエイターの皆さんになんとか認知していただけるように、たくさんのイベントを開催しました。
「東東京にしかない価値は？墨田にしかない価値は？」を念頭においた、プレゼン会やセミナー・勉強会を重ねていくうちにその輪が広がり、地域産業とメンバーさんたちのコラボで商品化した「co-labのコラボ！」などたくさんのコラボレーションがここから生まれました。

「デジタルの時代にあえて紙の価値を考える」
たくさんの出会いと化学反応によって様々な活動・プロジェクトが発足しました。
印刷物の可能性、デジタル印刷の新たな実験、デザイナーと町工場の合コン！？などなど面白いイベントも開催しました。コロナ禍にも負けずオンラインでもイベントを多数開催！
2023年からは印刷から離れてかなり攻めた切り口から考える勉強会も重ねていきました。